2024/05/30 (更新日:2024/05/30)

だからアイスは25℃を超えるとよく売れる|ウェザーMD

書評, 良書

  • 「暑ければ冷たいものが売れ、寒ければ温かいものが売れる。」
    なぜその法則が成り立つのかを解き明かした本

だからアイスは25℃を超えるとよく売れる: 基礎から学ぶウェザーMD
著者:常盤 勝美
出版:2018年6月
長さ:181ページ
出版社:商業界

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

まず、タイトルから惹かれました。「なぜ、アイスが25℃を超えるとよく売れるのか?」豆知識好きな私の心を打つ素晴らしいタイトルです。

店舗経営と天候や季節は切っても切れない関係です。天気のときは、売り上げは上がりやすく、雨や雪は売り上げが下がりやすい。ただ、本書はそんな単純な話ではありません。

天候や気温、季節の変化が人間の身体に及ぼす影響から、どのような消費行動を起こすのか心理と科学と統計から基づいて書かれた本です。

結論からいうと、かなり学びになる良書です。店舗経営者の必読書といえます。

コンサルタントの本

著者は、気象予報士で流通業にウェザーマーチャンダイジングを活用して、企業に販売データや気象条件から消費者の動きを20年ほどコンサルティングをされてます。

「コンサルタントの本は、ハズレが多い」です。新規営業のために内容の薄い本を書かれている方が非常に多いため、経歴で「コンサルティング」と入っていたときに本書に期待をしていませんでした。

しかし、それはよい意味で裏切られることになりました。本書は大変勉強になり、新しい視野を広げてくれる本でありました。

【このような方におすすめ】
・店舗経営をされている方
・店舗に商品をおろしている方
・店舗経営に関わるウェブ担当者
・マーケティングの視野を広げたい方
・集客がうまくいきさらに増やしたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、天候が及ぼす人間の消費行動がわかります。

本書の内容

天気予報を活用したマーケティングをウェザーマーチャンダイジング(ウェザーMD)と呼びます。人間は、天候や気温が変わると生活が変化します。変化した天気から商品やサービスの売れ行きを予測するのです。

たとえば、気温が25℃を超えるとアイスクリームがよく売れるようになります。32℃を超えるとかき氷が売れるようになります。

飲食店、スーパーマーケット、ホームセンターやコンビニなど店舗経営は天候で売り上げが左右されます。ウェザーマーチャンダイジングの売り上げ予測で、過剰な仕入れの対策でロスを減らして利益を増やすことができ、品不足による見込み売り上げの減少を防ぐことができます。

さいごに

かなり詳しい。

実際、本書では多数の業界や品をもとに暑ければ何が売れるのか?寒ければ何が売れるのか?を詳しく書かれてます。

もし、本書の内容をコンサルティングされたら、60~120万円またはその価格を超えてもおかしくない価値があります。

かなり有益な情報です。店舗経営者の必読書といってよいです。

Amazonレビューは、8件しかありませんがもっと評価されるべき本です。

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