マーケティング本
地獄の毎日書評

書評, 有益

• アメリカの広告業界で最も高額なセミナーがこの１冊に！

全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術
著者：ジョセフ・シュガーマン (著), 金森 重樹 (翻訳)
出版：2006年3月
長さ：271ページ
出版社：PHP研究所

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、全米NO.１の広告文の書き手が開いた5日間で2000ドルという当時の広告業界で最も高額なセミナーを書籍にしたものです。セミナーは、世界中から参加者が集まり、満員となりました。

2006年出版でありながら2024年になってもAmazonランキングの論文作法・文章技術カテゴリーで100位以内に入り続けている本です。

表紙はかっこよくリメイクされ、中古の値段もなかなか落ちない状況です。英語版は、5万円を超える金額まで上昇したことで有名です。

【このような方におすすめ】
・文章を読ませたい
・文章に説得力をつけたい方
・文章で商品が売れなく困っている方
・文書の改善点がみつからない方
・文章の基本を知りたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、全米で広告トップクラスの人物です。それは、彼の独特な会社経営にも反映されてます。著者は、みずからの会社に広告をうち、大成功されました。そして、彼の広告スタイルは利益も損失も彼が責任を持つというやり方です。

どういうことかというと、利益が上がれば、上がった分をもらいます。損失があったときは、その損失をかぶるのです。本当に実力のある広告人にしかできません。

ジョセフ・シュガーマンの本はどれも人気で「シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは」も同じくAmazonランキングのマーケティング・セールスで100位以内に入っているロングセラー本です。

本書を読むと、文章術の元祖が学べます。本書の難点は、おもしろさがないことです。現代の本のようにひねりを入れたものではありません。素直にノウハウが書かれているので、途中で飽きてしまう人もいるかもしれません。

ただ、現代のネットマーケティングでも基本となっていることが本書で書かれてます。

本書の内容

本書は、偉大な広告マーケッターのシュガーマンの文章術が書かれた本です。上級者でも文章の改善点がみつかる優れた本です。

「反応に差が出る22のポイント」や「役に立つ22の心理的トリガー」といった数で攻めた学びがあるので、文章術の改善点がみつかるでしょう。

初級から上級者まで学びになりますが、本書は中級者以上におすすめです。

おすすめの使い方

私は、本書のノウハウをランディングページに利用してきましたが、大きな成果をあげてこれました。

また、１０年以上経って読み返してみると、あることに驚きました。それは、著者が公開した広告の構成が稼ぐブログ記事の構成とまったく同じであったことです。

ブログで収益がうまくあげられない方やランディングページの成約率を上げたい方は、本書をご参考ください。

名言

• 重要なのは人生の勝敗ではなく、正々堂々とチャレンジすることです。　P23
  
  つねにコンセプトを売ること。商品やサービスを売るのではない。　P69
  
  コピーに関心があれば、読者はそれを全部読む。　P81

さいごに

2010年、仕事での成功を目指していた私はよくブックオフに行ってました。本書は当時でも度々、話題には上がっていました。

ただ、出ている冊数が多いからか200円で売られていたので購入しました。

あのときに読んだ素晴らしさは今でも変わらず。

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