2024/05/26 (更新日:2024/05/26)
いますぐ書け、の文章法
- 「うまく文章を書けるようになりたい」→解決する良書
いますぐ書け、の文章法
著者:堀井 憲一郎
出版:2011年9月
長さ:222ページ
出版社:筑摩書房
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
文章がうまい人とそうでない人の違いとは、なにでしょうか。文章がうまく書けない人にとっての永遠の課題であり、喉から手が出るほど、知りたいことです。
著者は、文章をうまく書ける人と書けない人には境目があり、それが見えたということです。
本書では、文章がうまく書けるようになるための考え方や解決方法が書かれてます。結論からいうと、かなり素晴らしいです。
文章をうまく書くために「なにを大切にするべきか?」「どういった考え方をして、なにをしたらよいのか?」を明確に教えてくださってます。
【このような方におすすめ】
・文章がうまく書けない方
・ブログやLPで反応が取れない方
・文章の個性の活かし方がわからない方
・文章でお金が稼げない方
・プロになりたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、多数の本を出版しておりますが雑誌の文章を書く仕事が多かったそうです。雑誌は目的のないまま開かれ、パラパラとみられるため、そこで目を止めるような文章を書かれていました。
ライター講座をされていることもあり、本書のうまい文章を書く人と書けない人の違いがわかったそうです。
本書を読むと、うまい文章を書けるようになります。読者は、目を止め、読みたい意欲を上げることができるようになります。
本書の内容
文章をうまく書ける人と書けない人の違い、それはプロとアマチュアの違いにもなっているということです。そして、プロとアマにはすごい差があります。
- プロにとって文章は道具でしかなく、アマチュアにとっては『個性が現れる表現方法』だと考えてしまう傾向にある P13引用
そもそも、プロとアマチュアで文章に対する考え方が違ったのです。そのため、プロは本当に伝えたいことのために文章を書き、アマチュアは伝えたいことよりも「うまく書く」「「美しい文章を書く」「個性を出す」などのことを中心においているということです。
プロとアマの違い
アマチュアは、ミスをしないように書こうとしているのではないでしょうか。というのは、プロは価値を伝えるという軸を持っており、多少のミスはないにこしたことはありませんが、気を取られません。
しかし、アマチュアは内容よりも日本語が間違っていないか、文章が変になっていないかといった学校教育の100点を目指すような文章の書き方をしているように思います。
文章の100点は、売れることです。学校で100点を取る文章を書いても売れるわけではありません。
本書では、プロのライターとして文章で稼ぐためになにを大切にして、どういった方法を取ればよいのか、アマチュアが思う些細な疑問にも回答してくれてます。
名言
- 『読んでいる人のことをいつも考えて書けばいい』これですべてだ。P16引用
さいごに
素晴らしい。文章でなにを大切にするべきなのか、考え方を変えてくれますし、何度も読み返したい本です。
いつもは、マーケティング本を1回読んで記事の執筆をしますが、本書は1回読んで書いて、また読んで編集しました。それほど、考え方を変えてくれますし、おもしろくて、忘れてはいけない大切なことを思い出させてくれます。
ライターの読むべき本と私は思います。
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