2024/05/25 (更新日:2024/05/22)

逆引きキャッチコピー事典

書評

  • ブランディング用キャッチコピー辞典

逆引きキャッチコピー事典 業界/キーワード/季節/流行/環境/テクニックから引ける
著者:長井 謙(ことばやさん)
出版:2023年9月
長さ:208ページ
出版社:翔泳社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、キャッチコピーに困ったときにキャッチコピーの辞典のように手にする本として紹介されてます。

結論からいうと、中小企業ではつかいづらいキャッチコピーばかりです。

本書のすごいところは、全208ページでまえがき、もくじとさいごにを抜いて、見開きで12個のキャッチコピーがふんだんに書かれていることです。

悪い点は、大手がサイトやCMでつかうようなキャッチコピーであることです。ブランディングにあたるイメージアップや記憶に残す、メッセージ性を目的としたキャッチコピーであると思いますので、「すぐに集客したい!」中小企業ではつかいづらいものばかりです。

商品やサービスの訴求ではなく、イメージをつくるためのキャッチコピーづくりには役立ちます。ただ、セールスレターやブログのタイトルのような訴求を目的としたキャッチコピーでは参考になりません。

【このような方におすすめ】
・広告キャッチコピーをまとめて知りたい方
・広告のプロがまとめたキャッチを知りたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、広告のコンテストで50回以上の受賞をしており、X(旧ツイッター)でも多くのフォロワーを抱えてます。

本書の内容

数々の企業キャッチコピーが紹介されてます。業界、キーワード、季節や人の感情などのカテゴリーにキャッチコピーが振り分けられています。

さいごに

今日や明日に売り上げを増やしたい我々には向かない本です。ただ、ヒット商品にキャッチコピーをつくるときには参考になるかもしれません。

しかし、個人的には「人々の心に残るキャッチコピーやその理由」、「売り上げが上がったキャッチコピー」を知りたいと思ったことが本音です。

残念ながら本書は、大手などのキャッチコピーがカテゴリー分けされているというイメージでした。

さいごのさいごに

著者のXをみて思いましたが、広告キャッチコピーに写真が入ると印象が全然違いますね。なぜ、著者が人気なのかがすごいわかります。

本書では、キャッチコピーだけであるため、「ふーん」と心が動くことはありませんでしたが、Xのポストで写真と一緒にみて、広告キャッチコピーの素晴らしさに気づきました。

キャッチコピーは、本書で学ぶより、著者のXから学ぶことをおすすめします。

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