2024/05/24 (更新日:2024/05/26)
長いコトバは嫌われる メモ1枚! 人生を変える最強の伝え方
- 誰でも伝えたいことが伝わる3つのルール
長いコトバは嫌われる メモ1枚! 人生を変える最強の伝え方
著者:横田 伊佐男
出版:2022年6月
長さ:192ページ
出版社:日経BP
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、伝わりづらいダラダラ長い文章をスッキリ短くして、効果的に相手に伝える方法が書かれている本です。
素晴らしい点は、著者のノウハウの選定です。たくさんあるコピーライティングの手法の中で著者が重要なエッセンスだけに削ぎ落として紹介されてます。
本書の方法なら、誰でも伝えたいことが伝えられるようになる文章が書けるようになります。
【このような方におすすめ】
・文章がわかりづらいといわれる
・営業が決まらなくて困っている
・伝えようとすると文章が長文になる
・何がいいたいのかわからないといわれる
・広告キャッチコピーがまとまらない
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、大手を100社以上のコンサルをしたり、6万人以上の方に教えてきた経験を持ちます。神田昌典さん監修で「最強のコピーライティングバイブル」を執筆されてます。
本書を読むと、短いコトバで伝えたいことが伝わるようになります。
本書の内容
本書は、長文で伝わりづらい文章を書いてしまう方向けにコピーライティングのノウハウをつかって、伝え方を教えます。
ストーリー形式で進むのでわかりやすく、ノウハウ数も少ないので理解しやすいです。ノウハウ数が少ないといっても、とても効果的な方法が書かれているので、本書はとても素晴らしいと思います。
それこそ、「長いコトバは嫌われる」というタイトルのとおり、何百ページの長文でたくさんのノウハウを書くようなことがないところは、学校の校長先生に見習ってほしいです。
私が小学校のとき、校長先生はみんなの前で話してました。しかし、私は今になり彼が話していたことを記憶喪失になったかのようになに一つ思い出すことができません。今でも覚えていることは、校長先生のお話のときに、熱中症で倒れる子が出ました。校長先生は慌てて、「話を短くします。」と言って、数十分のお話をされてました。そして、なにを話したのか思い出せません。
伝わらないとは、そういうことです。校長先生のお話は、大人になり過去のネタとして扱われますが、仕事ではそうはいきません。長い話をしたあげく、伝わらないとなれば、人は時間を奪うことでひどく嫌われます。
本書では、それを解決する方法がかかれており、方法が素晴らしいです。
誰しも長文より短文を好む
長い言葉ほど、言葉の力は薄れていき、伝えたいことが響かなくなっていきます。なぜ、伝えようと思うとコトバが増えてしまうのか?
「足し算」をするからです。伝えようと必死になり、詳しく解説するとコトバが増えてしまいます。すると、話し手はすべてを伝えられて満足します。
しかし、聞き手はどうでしょうか。たくさんを伝えられて、話し手がなにを言いたかったのかわかりません。では、どうするべきなのか?
足し算ではなく、引き算を意識して文章をつくることです。詳しくは、本書で解説されてます。
名言
- ”足し算”でふくらませ、”引き算”で削り込む。
”長いコトバ”を絞り込み、”短いコトバ”で効果を出す。 P4引用
あれもこれも言わない、
これがメッセージを絞り込むコツなんだよ。P57引用
「相手が聞きたいこと」 > 「自分が言いたいこと」P137引用
さいごに
Youtuberの自己肯定感アニキで有名な津田紘彰さんが著者を一流のマーケッターであるということを話されていることをきっかけに知りました。
本書を読んでそういいたい理由がわかります。
少ない文章で重要なことをピンポイントに伝える。ここまでできる能力が素晴らしいです。
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