マーケティング本
地獄の毎日書評

書評

• スポーツチームのマーケティング教科書

ファンをつくる力 デジタルで仕組み化できる、2年で25倍増の顧客分析マーケティング
著者：藤掛 直人
出版：2022年5月
長さ：288ページ
出版社：日経BP

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、プロバスケットボールチームがYoutubeチャンネルやSNSで、ファンを集めて、ガランとしていた会場が満席となったファン力について書かれてます。また、素晴らしい点はウェブだけでなくチケット販売やデータ収集などあらゆる方面で最新のマーケティングが行われていることです。

テレビ観戦の人気スポーツといえば、プロ野球、サッカー、マラソンや駅伝、高校野球やフィギアスケートです。バスケットボールは、入りません。

そのような状態でもYoutubeやSNSを活用して、たった2年でチャンネル登録者を4000人から10万人にされました。それは、約25倍のファンを増やしたことになります。

本書は、もっと評価されてよい本だと思います。

事前情報

「川崎ブレイブサンダース」は、プロバスケットボールチームです。著者は株式会社DeNAブレイブサンダースの事業戦略マーケティングの部長をしてます。

【このような方におすすめ】
・スポーツチームを経営している方
・ファンを増やしたい方
・プロスポーツ選手
・ファンをコアなファンに成長させたい方
・ファンからの収益をさらに上げたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、「川崎ブレイブサンダース」がどのような偉大なチームであるかがわかり、「川崎ブレイブサンダース」のファンになります。笑　私はなってしまいました。笑

また、スポーツチームのマーケティングとコアファンのつくり方がわかります。

本書の内容

「知ってもらって」「ファンをつくる！」どの企業も求めていることはこの２つです。今までの方法では、広告で知ってもらい商品やサービスを通してファン化してきました。

しかし、現代はSNSで知ってもらい、SNSでファン化させることができます。そして、ファンは商品やサービス購入によってコアファンとなり、さらに企業やチームに溺愛していくのです。

ファンとは

• 私はファンを「ブランドやプロダクトの個性を支持し、意識的にリピートし続けてくれる人」と捉えています。　P8

ファンがいいねで支援し、口コミやSNSでシェアによる宣伝をしてくれます。２割のコアファンが会社全体の８割の売り上げを担ってくれます。そして、ファンをつくることは仕組み化できるということです。

では具体的にどうするのか？本書では、ありとあらゆる最新のマーケティングを活用して、顧客満足度を上げて、ファン化させる素晴らしい方法が書かれてます。

・データ収集と分析
・ダイナミックプライシング
・アンケートで満足度改善
・PDCAなど

スポーツチームを経営されている方なら本書を読み込めば、第二の川崎ブレイブサンダースを生みだすこともできます。

さいごに

ここまでされたらファンになっちゃう。というほど、マーケティングがしっかりしています。

川崎は、地元なのです。川崎ブレイブサンダースにも興味が湧きましたし、試合を見に行きたいな！とも思ってしまうほど、マーケティングがしっかりしてました！

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