2024/05/14 (更新日:2024/05/14)

勝ち馬に乗る! やりたいことより稼げること

書評

  • マーケティング戦略家の書いた人生の勝ち方

勝ち馬に乗る! やりたいことより稼げること
著者:アル ライズ/ジャック トラウト (著), 高遠 裕子 (翻訳)
出版:2007年2月
長さ:232ページ
出版社:阪急コミュニケーションズ

>>Amazonで購入はコチラ

  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、個人が成功するために、どのようなマーケティングアプローチをとるべきか本です。

別名、パーソナル・マーケティング戦略とも呼びます。自分自身を商品として、どのように市場に売り出していくのかです。

【成功にこのようなことが必要だと思っている方】
・目標を設定すれば成功できる
・自信を持てば成功できる
・ポジティブが成功の鍵
・一生懸命やれば成功できる
・誰にでもチャンスはある

著者は、これらの要因ではビジネスで成功できないことを書いてます。

アル・ライズ氏とジャック・トラウト氏は、ポジショニング(旧版新版)、無敵のマーケティング最強の戦略など、数々のベストセラーを生み出したアメリカの一流マーケッターです。

本書を読むと、誰とビジネスをすれば成功しやすいのかがわかります。人生の分岐になることもあります。

本書の内容

現代の問題は、仕事を真面目に取り組んだとしても、己を信じて、ポジティブに生きても、成功できないということです。

  • じつは、成功とは、自分自身にある何かから生まれるわけではない。成功とは、他人から与えられる何か。なのだ。P2引用

    自分自身に焦点を絞ると、馬券は一枚しか買えない。自分以外の人たちに対象を広げれば、勝ち目はぐっと大きくなる。P9引用

著者は、成功は自分だけで産み出すものではなく、他人から授かるものであるとしており、自分だけではなく、他人にもかけるとよいことが書かれてます。

  • 重要なのは、何を知っているかではない。誰を知っているか、なのだ。P12引用

それは、個人が成功するためだけでなく、マーケティング戦略にも現れるということです。

  • 個人のマーケティング戦略に共通する問題がひとつあるとすれば、それは自分で自分の目標を決めて、他のチャンスが巡ってきた時に気づかないことだろう。P12引用

    レースに勝つ騎手は、体重がいちばん軽いとはかぎらないし、頭がいちばんいいとはかぎらない。いちばん強いともかぎらない。最高の騎手が勝つとはかぎらない。最高の馬に乗った騎手が勝つのだ。P22引用

勝ち馬に乗る実践方法

本書では、人を数々の馬に例えられてます。1つの実践方法として、成功している取引先に乗ることです。

  • ・飲食店ならイベンターや講演者と組めば会場や二次会で利用されます
    ・成功している取引先から仕事をもらう
    ・業界で有名な人を顧客にして名声を得る

このように勝っている人に便乗して、成功することができる。

さいごに

人生では、絶対に勝てないと思う人に出会います。才能があったり、たどり着けないような数をこなしていたり。そのときにどうポジショニングを取るのか。それが、個人が成功するために行うパーソナル・マーケティングです。

勝ち馬に乗りましょう。

>>Amazonで購入はコチラ

おすすめ記事

おすすめ記事は現在ありません

オファー記事

おすすめ記事は現在ありません

TOP> > 勝ち馬に乗る! やりたいことより稼げること