2024/05/09 (更新日:2024/05/10)
神・文章術 圧倒的な世界観で多くの人を魅了する
- 誰も深くは触れなかった「書くこと」の最も重要な点をピンポイントに攻めた本
神・文章術 圧倒的な世界観で多くの人を魅了する
著者:フミコフミオ
出版:2021年12月
長さ:336ページ
出版社:KADOKAWA
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、よい反応をとるために「読者が読みたいことを書く」のではなく、「自分が書きたいことを書く」ことがコンセプトとなった文章術の本です。
読み進めると本質的な本のように思いますが、私は「核心をつく本」ではないかと思いました。
核心をつくとは、物事の最も重要な部分をピンポイントに攻めることを意味します。議論の根幹に言及したり、論理の要となる部分を追及する意味があります。
核心をついた言葉を一部を引用します。
- 「文章を書くことは好きだ。だが、好きだけでは20年も続けられない」
なぜ、書き続けてこられたのか。書けば書くほど、思うままに文章が書けるようになり、生きていくうえでの悩みや迷いが消えたからだ。P4引用
20年以上という著者のライタティング経験値の高さを感じます。
【このような方におすすめ】
・これからライターになる方
・文章を書くことがおっくうな方
・書くことが苦手な方
・ノウハウでないなにかを知りたい方
・好きを超えたなにかを知りたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、専業ライターではなく、食品会社に勤務する会社員でありながら、はてぶでトップの読者登録者数を誇る実力があります。
元手ゼロでスキマ時間を利用して、これだけの実績をつくられたということ。そして、本書でそのノウハウが本書に書かれてます。
本書を読むと、なにかを書くことが苦手であった理由がわかります。そして、「書くこと」でなにを大切にするべきなのかがわかります。
本書の内容
本書は、タイトルや表紙から文章術のテクニックがたくさん書かれていそうですが、そういった小手先な本ではありません。「書くこと」の原理に戻って、「書ける人」になるよう考え方を変えてくれる本です。
「書くこと」に向き合うことから入ります。「私達はどうやって、書くことに向き合い、書くという行為ができるようになるのか。」を1章で解説してくれてます。
そのあとに、書く技術の話に入っていきます。書くことに向き合わなければ、技術は利用されないからです。
ライターの真の悩みを解決する本
本書は、ライターの自己啓発書のような部分もあります。ただ、ライターの問題と自己啓発を組み合わせるような初心者向けのような本ではなく、ライターが心の底から悩んでいる問題に対して、20年以上のライター歴のある方が自分自身に向き合う具体的な解決方法を提示してくれているというイメージです。
たとえば、「文章に個性がない」「一貫性を持ったライティングができない」「おもしろい話をするボキャブラリーがない」など、ライターなら誰でも抱えたことのある問題に切り込みます。そして、解決方法がやさしい。
「ブレることで色々なことをやって経験値が積める」といったポジティブに捉えつつ、具体的な解決策を用意してくれてます。
さいごに
タイトルの「神・文章術」の神の意味がわかりませんでしたが。笑 内容は、今までの文章術の悩みを解決して、考え方を変えてくれる素晴らしい本です。
はてぶトップの登録者数、20年以上のライティング歴、これまでの成果をスキマ時間にやってしまったこと。そのような優秀な方が書いた文章術の考え方を変えてくれる本です。素晴らしい。
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