2024/04/28 (更新日:2024/04/28)
USP ユニーク・セリング・プロポジション
- USPの生みの親が書いた良書であり、USPの古典。
USP ユニーク・セリング・プロポジション 売上に直結させる絶対不変の法則
著者:ロッサー・リーブス (著), 近藤隆文 (翻訳), 加藤洋一 (監訳) (翻訳)
出版:2012年6月
長さ:214ページ
出版社:海と月社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、USPの生みの親であるロッサー・リーブス氏によって書かれたユニーク・セリング・プロポジション(USP:独自な売りの提案)の本です。
1961年に海外で出版されてから、今も売れ続けています。日本では、絶版本となり定価の2倍以上の価格で取引されている人気の本です。
【このような方におすすめ】
・USPがわからない方
・USPがみつからない方
・USPを強みや違いと思っている方
・USPを顧客に説明するマーケッター
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、USPの法則を編み出しました。そして、小さい会社を世界4位の代理店にまでしました。そのような30年にわたる経験が執筆された本です。
本書の読むと、「本物のUSPとはなにか?」がわかります。今までUSPだと思っていたことが違うことに気づきます。
本書の内容
まず驚かされることは、我々が今までUSPだと思っていたことはUSPではなかったということです。
著者が本書を書かれた1961年でも、USPを色々なことに例えられており、実際のUSPとかけ離れた意味となっていたこともありました。時代が変わっても似たようなことが起こってます。
著者の言葉をおかりして、USPとはなにか?引用解説します。
- USPとは、広告に埋め込むものではない。
それは、消費者が広告から受け取るものだ。p96引用
ホームページやランディングページ、プロフィールにもUSPを埋め込んで、他との差別化をしようとしますが、著者いわく、USPはそもそも広告に埋め込むものではないということです。
そして、広告の成功確率を高めることです。
- 「広告の半分は無駄になるとわかっている。問題は、それがどちらの半分かわからないことだ。」p22引用
さいごに
古典に良書や必読書にするのはずるいと思ってしまいますが、本書は素晴らしい本です。
今の時代、USPは必須です。マーケッターは、まず本書を読んでからUSPをつかった方がよいです。
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