2024/04/14 (更新日:2024/04/14)
ポジショニング: 情報過多社会を制する新しい発想
- 「ポジショニングは、新訳と旧訳のどちらがよいのか?」
ポジショニング: 情報過多社会を制する新しい発想
著者:アル ライズ (著), ジャック トラウト (著), 嶋村 和恵 (翻訳)
出版:1987年2月
長さ:258ページ
出版社:電通
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
ポジショニングの本については、「ポジショニング戦略[新版]」で詳細を解説してます。
本記事では、「ポジショニングは新訳と旧訳のどちらがよいのか?」を書きます。
というのも、旧訳をパラパラっとめくったとき、まったく別の本かと思うほど、訳者が違うと本の受け取り方が変わるからです。
新訳と旧訳の良い点
【新訳の良い点】
・タイトルや見出しが旧訳よりわかりやすい
・旧訳より文字が大きくて見やすい
・初心者も理解しやすく、本が売れやすそう
- 【旧訳の良い点】
・要点がまとまっている
・文章が読みやすく、理解しやすい
・余計な話がない(全文を読みたくなる)
旧訳の方が本文がわかりやすいのは、私が書く文章と同じ並びだったからと思いました。自分が書く文章に似ているので読みやすいということです。
本としての在り方
ここからは、私の予測と偏った意見で書きます。
現代人は、本を読まなくなってます。そのため、学びがある本よりも売れる本を優先することは出版社が生きていくために必須なことです。
本が売れるために読みやすい本を出す、読みやすくしたことで学びが得られることよりもわかりやすさや購入されやすさに重点が置かれる。ひどい場合には、学びを与えるためではなく、売れる本に焦点が置かれてる。
私が旧訳をおすすめする理由は、技術者のように学びが得られるようにされた本という印象を受けたからです。
本書は選書100候補に
新版を良書から有益に格下げし、旧訳を選書100候補に追加しました。
ただ、デメリットとおすすめも解説しておきます。
旧訳は絶版であるため、値段が上がってます。それなら、新訳で十分です。また、マーケティング初心者や読書が苦手な方は、新訳を強くおすすめします。
旧訳は、昔の教科書のように文字が小さいので読んでいる途中で挫折する可能性が高いです。挫折せず、最後まで読むこと、ポジショニングの理解なら新訳です。
経営者やプロのマーケッターでしっかりとポジショニングを学ぶために読書できる方は、旧訳をおすすめします。
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