2024/03/29 (更新日:2024/10/09)
「心」が分かるとモノが売れる
- マーケティングノウハウのつぎに学ぶべき「人の心」とは。
「心」が分かるとモノが売れる
著者:鹿毛康司
出版:2021年5月
長さ:228ページ
出版社:日経BP
>>Amazonで購入はコチラ
- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、マーケティングを忠実に実践しても成果にならない方に学びが得られる本です。購入意欲の核心となるインサイト、直感や感情でどのような幸福を市場で選ぶかの行動経済学といったマーケティングのつぎに必要となる知識を授けてくれます。
【このような方におすすめ】
・マーケティングを実践してもうまくいかない
・マーケ成功者と同じことをしても成功しない
・自分にはノウハウ以外に問題がある
・今までに学んだことないマーケを学びたい
・人の心がよくわからない
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、グロービス経営大学院の教授であるため、本書はわかりやすく、とても勉強になります。
本書を読まれた方は、なぜ今までのマーケティングノウハウで集客の問題が解決できなくなっているのか?の理由がわかります。
我々は前例のない事態に遭遇している
人間の歴史の中でここまで物が溢れ、必要以上の食料を食べ、処理しきれない有益な情報が手に入る時代はなかったでしょう。
今までにない事態になっているということは、今までのマーケティングは効果を発揮しづらいということです。いくらマーケティングノウハウを学び、実践しても思うような成果が出ないことは当然です。
では、前例のない現代を乗り越えるには、どのようなマーケティングをするべきなのか?それは、本書のタイトルにある人の「心」です。
同じマーケティングで成果が違うのはなぜ
成功者が何百万円、何千万円と稼いでいるなかで、同じことをしているのに数万円、ひどいと売り上げにすらならないのはなぜなのか?
・成功者はうそを教えていた?
・成功者は教えてないことがある?
・タイミングが悪かったから?
・先にやったからうまくいった?
・広告が顧客に刺さらなかったから?
「マーケティングをたくさん勉強して、実践しているのになぜかうまくいかない。」そのときにやるべきことが買い手であるお客様の心を理解することです。
- 集客でどんなに困ったとしても答えはお客様の心の中にあります。
従来のマーケティングで論理や理屈を並べても人の心は動きません。お客様の心を動かす ”なにか” が必要です。
それを本書でみつけてください。お客様の心(本心のなかにある本音)をみつけられれば、大ヒットを産み出せます。
さいごに
本書は、良書のクオリティです。しかし、有益のカテゴリーである理由は2つの文章からです。
1つ目は、「私が」という著者が自分の成果を誇示するようなところが垣間見えてしまいました。
また、後半の女性をセミナーで帰らせたことです。内容を省いているのかもしれませんが、著者が指摘されたことに相手の理由を聞くことなく、帰らせるというのは心をタイトルにして、その対応に疑問を持ちました。
申し訳ないですが、本書を読み終えたとき本当に気分が悪かったです。
内容がすごく素晴らしかっただけに残念な気持ちになりました。それらを許すことができない自分の器の小ささでもあります。
関連記事
新着記事
おすすめ記事
おすすめ記事は現在ありません
オファー記事
おすすめ記事は現在ありません