2024/03/27 (更新日:2024/03/27)
お客様は「えこひいき」しなさい !
- 売上が上がらないのはえこひいきしないから。えこひいきすれば売上3倍!
お客様は「えこひいき」しなさい !
著者:高田 靖久
出版:2008年4月
長さ:223ページ
出版社:中経出版
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、まっとうな経営をするために顧客をえこひいきして売上をあげる本です。お支払いの金額が多い上位の顧客は、えこひいきすべきです。なぜかというと、上位の顧客のおかげで会社は成り立っているので、会社の一員だと思っても間違いないのです。
「えこひいきは、他のお客様のためによくないのでは?」と思うかもしれません。えこひいきされない顧客が不満を口コミをして、悪い印象が広まり、新規が減ってしまうのではないかと心配するかもしれません。
しかし、会社が売上を上げて、安定した経営をするために上位の顧客を優遇するべきなのです。
「でも、優遇されない下位の多数派が離れても大丈夫なの?」と思われるでしょう。本書では、その対策を万全にしています。
【このような方におすすめ】
・顧客はたくさんいるのに売上が低い方
・顧客は平等に扱うものだと思っている方
・割引やクーポンで新規を呼んでいる方
・大量の新規が入り、既存が離れた経験がある方
・「私がいなくなったら会社が困る人」が会社にいる方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
一般には、80:20の法則で2割の顧客が8割の売上を上げているといいますが、著者とその顧客が独自のシステムを導入した結果は、違う数値でした。
そして、新規客を集めるよりも、上位の顧客を優遇することで、さらなる売上増加が見込めるのです。
- わかりやすいたとえとして、航空会社の例です。ファーストクラスに乗る人はえこひいきされてます。会社に大きな売上をもたらしてくれます。彼らを優遇した方がリピート率を上げ、別のファーストクラス登場者を紹介する可能性があります。
ただ、ここで気になるのは、なにを基準に顧客をえこひいきするのかです。
・10年以上を通ってくれている方?
・1回あたりの支払い金額が多い方?
・安い金額でも毎日購入してくれる方?
・10年前にたくさん支払って今は買ってない方?
・総合で支払った金額が多い方?
「誰をえこひいきすべきか」は、数値で答えが出てます。そして、上位の顧客をえこひいきすることは売上以外にも。
- この「特別扱い」が、口コミまで生み出す。新規客を連れてくる。P6
さいごに
本書を読んで有名企業はみんなえこひいきしていることに気づきました。
そして、えこひいきされた方は、自慢したがるということ。人の気持ちをうまく動かしてますね。
特に本書のおすすめは、えこひいきの仕組み化についてです。「誰かがいないと会社が回らない」状態を脱却できます。
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