マーケティング本
地獄の毎日書評

2024年, おすすめ, 書評, 良書, 選書100候補

• たった一つの「視点の違い」で数ヶ月先まで予約が埋まるお店になる本

リピート率90%超! あの小さなお店が儲かり続ける理由
著者：中谷 嘉孝
出版：2013年2月
長さ：192ページ
出版社：クロスメディア・パブリッシング

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、日本一予約の取りづらい理髪店が書いたブランディングの良書です。結論からいうと、かなり勉強になりますし、店舗を経営されていらっしゃる方には強くおすすめできる本です。

著者のヘアサロンでは、入り口に鍵がかかっており、一見さんもセールスも入れないようになってます。また、新規入店には既存会員の紹介とウェブサイトで個人情報の入力が必須。それでも予約できるのは1、2ヶ月先。

それでも新規はどんどん入っており、リピートは90%以上。

【このような方におすすめ】
・お店を地域No. 1にしたい方
・1ヶ月以内の予約を埋めたい方
・安さで勝負する店に勝ちたい方
・理想の顧客とだけ付き合いたい方
・今より楽しい仕事のスタイルにしたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられて、素晴らしい成果を得ることができます。

現代社会が抱える「値上げ問題」を解決する素晴らしい本です。

リアルブランディングスキル（リアブラ力）

本書では、リアブラ力が推奨されてます。ブランディングは、よいイメージを与えるだけで商品が売れるわけではありません。リアブラ力は、お店の販売力を上げ、景気は関係ない店舗をつくることができます。

本書から一部、わかりやすいところを引用します。

• 「あなたがもし、僕らと同じ技術や商品を売る職業を営んでいるとすれば、自分たちの職種カテゴリーは「教育産業」であるという自覚を持つとよいだろう」ｐ38.39引用

「値上げをするとお客が離れてしまう」というのは、あなたの本当のサービスの真価を理解できない顧客だからです。自分の成長にお金を払える人は、消費には億劫でも自己投資には積極的です。

人口の20％または数％しかいない支払い能力があり、顧客の質の高い人を相手にすること。サービスの価値を理解しているから値上げでもついてきてくれます。

そのような方々を増やしていくということが、のちのちに地域No.1になっていくのです。その具体的な方法は、本書でたくさんのノウハウが書かれています。どれも素晴らしいものです。

さいごに

本書は、素晴らしい良書です。

店舗経営されている方には、最適な本ですし、店舗でなくても「平均より高い価格で商品を販売している方」には大変勉強になります。

おすすめ本です。

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