2024/03/14 (更新日:2024/03/14)
アイデアのつくり方
- 「広告スペースを売っているのではない、アイデアを売っているのだ」P13引用
アイデアのつくり方
著者:ジェームス W.ヤング (著), 竹内 均 (解説), 今井 茂雄 (翻訳)
出版:1988年4月
長さ:102ページ
出版社:CCCメディアハウス
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、どの職種でも新しいアイデアを生み出すための原理と方法が書かれた本です。
原著は、1940年に出版されました。日本では、1988年に出版され今でも売れているロングセラー本です。
「アイデアをつくる本?マーケティング本ではないのでは?」
と思うかもしれません。著者は、アメリカ最大の広告代理店であるトムプソン社の常任最高顧問でアメリカ広告代理業協会の会長でもありました。
本書は、広告スペースを売るために産み出されたアイデアをつくる方法です。その方法が素晴らしいため、すべての業種で活用されてます。
【このような方におすすめ】
・商品やサービスが売れなくて困っている
・新しい商品アイデアが浮かばない
・アイデアの浮かばせ方がわからない
・提案するアイデアが却下される
・定期的にアイデアを浮かばせるようにしたい
アイデアをつくる原理と方法が学べます。ぜひ、手にとってみてください。
本書の方法だけを学んでも意味がない
本書の「アイデアをつくる方法」は、たくさんのサイトが引用したり、要約しています。しかし、本書で方法論だけ学んでも意味がないことが書かれています。
- 「どんな技術を習得する場合にも、学ぶべき大切なことはまず第一に原理であり第二に方法である。これはアイデアを作りだす技術についても同じことである。」P25引用
「特殊な断片的知識というものは全く役に立たない。」「急速に古ぼけてゆく事実」「原理と方法こそがすべてである。」P25引用
なぜ、Youtubeやブログでたくさんの方法論を学んでも、結果にならないかというと、原理を理解していないからといえます。
そのため、引用や要約だけで本書の「アイデアのつくり方」を知っても使いこなせないということです。
さいごに
本書は、古典的な名著です。102ページのうち半分は解説です。残りの半分ほどしか内容はありません。しかし、本質的で深いです。
新しい取り組みを起こすときは、本書の活用をおすすめします。
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