マーケティング本
地獄の毎日書評

書評

• 飲食店を経営したい定年退職社の必読書！

まんがでわかる 絶対成功!ホリエモン式飲食店経営 ~『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』外伝~
著者：堀江 貴文 (監修), 三戸 政和 (原著), NICOMICHIHIRO (著)
出版：2019年2月
長さ：192ページ
出版社：講談社

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

佰食屋の中村朱美さんが著書「売上を、減らそう。」で本書を紹介していたので購入しました。定年退職者が夢の飲食店を経営したときに「なぜ、失敗するのか？」が明確にかかれてます。

たとえば、飲食店経営をするとき、このような方針をかためたら、自由に楽しく経営できると思っていませんか？

• ・安くておいしいものを売れば繁盛する
  ・自分がつくりたい店をで楽しく経営する
  ・店に合わない客は受け入れない
  ・人通りの多いところなら客は来てくれる
  ・コーヒーに詳しいからコーヒーを売りにする

どれも飲食店がつぶれる要因になります。

【このような方におすすめ】
・飲食店をこれから始めようと思っている
・定年退職後に飲食店を経営する
・飲食店を経営してうまくいってない
・店舗以外の売上を上げる方法を知りたい
・新しい集客方法を知りたい

本書では、定年退職者が飲食店経営の失敗をやってくれます。数ヶ月で潰れるはずだったカフェをホリエモンの妹という設定のスタイル抜群の美女コンサルタントが経営の安定までサポートする話です。

定年退職後に飲食店経営を夢に抱いているなら、必読書といえます。

本書の内容

飲食店経営の難しさ、うまくて安いコーヒーを売っても潰れる理由、飲食店経営以外に売上を上げられる方法などが紹介されてます。飲食店経営者がSNSやセミナー、サブスクを始めることで店舗外からの売上を上げる方法も紹介されてます。

なぜ、美味しくてやすいとつぶれるのか？

本書を読んで、とてもおいしいそば屋さんが潰れた理由がわかりました。自宅の一駅となりにそば屋がありました。そのそばは、人生で食べたそばで一番うまかったです。友人の誰を連れて行っても、「ここ以上にうまいそばを食べたことがない。」とみんな言ってました。

しかし、そのそば屋はつぶれました。理由は、安くて美味しかったからです。安いということは回転率を上げなければなりません。でも、店舗には限界があります。

なぜ、夢の店舗をつくったらつぶえるのか？

退職金をはたいて、夢の飲食店経営を始めるケースは少なくありません。飲食店で働いた経験がなかったり、数年の経験で始めて、数年持たずにつぶれていきます。

別のそば屋の話です。住んでいた駅に定年退職された方が退職金をはたいて、そば屋が開店しました。手頃な値段で３割そばを出してました。それが５割になったとき、週３，４回行っていましたが、値段が上がり、週１回になりました。

そばは、８割になり値段もさらに上がりました。もう２週間に１回ほどしか行けなくなり、店は閑散としてました。そのとき店長が言っていたことは「１０割になればたくさんお客が来てくれる！」でした。

結果、お店はつぶれてしまいました。経営者がつくりたかった飲食店はできましたが、客がほしかった飲食店と違ってしまうということです。

さいごに

ストーリーから飲食店の事例がわかるので、楽しく学べる本でした。

飲食店をやる前に入門書としてどうぞ。

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