2024/03/08 (更新日:2024/04/14)

感情表現辞典

2024年, 書評, 有益

  • 表現できない顧客の気持ちを言葉に変える有能な辞書(単語帳)!

感情表現辞典
著者:中村 明
出版:1993年5月
長さ:458ページ
出版社:東京堂出版

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、ロジカルに訴えるのではなく、エモーションな文章を書くときにつかえる辞書(単語帳)です。人間の感情を10種類に分けて、感情別に言葉が紹介されてます。

たとえば、文章を書いているときに「あの表現は、なんていうんだっけ?」「女性が痩せて喜ぶときに他の表現方法はある?」とこのようなときに本書で解決できます。

【このような方におすすめ】
・キャッチコピーで感情に訴求したい方
・顧客の代弁を感情的な表現で広げたい方
・ビジネス漫画やビジネス小説を書いている方

顧客の感情表現が広がり、成約率が上がるでしょう。

本書の内容

本書は、456ページにわたり、10種に分けられた人間の感情を言葉に変えた本です。一つの感情にたくさんの表現があるので、まず感情表現に困ることはなくなる。

また、すごいところは数だけではありません。本書は、197人の著名な作家が書かれた806点に及ぶ作品から、感情に合わせた言葉が抜き出されています。

そのため、表現が多彩で新しい表現方法がみつかります。

Google検索の類義語で十分ではないか?

と思われる方もいるかもしれません。結論からいうと足りていません。

Google検索の類義語は有能です。表現に近い言葉を検索すれば、多数の類義語がみつかります。しかし、解決できないときもあります。

なぜかというと、問題は言葉数ではないときです。

たとえば、「不安」という言葉で表現したいとき、類義語は「不安」と同じ意味で違う言葉を羅列します。しかし、本書は、「不安を抱く」「不安な思いをする」「不安な気持ち」「不安が消えない」のような組み合わせで表現します。

なぜ、類義語で解決しないかというと、表現は検索されないからです。また、本書のように著名な文豪たちの表現となれば、なかなか出ないでしょう。

さいごに

単語帳は何百回、何千回、何万回と開いて、本の真価がわかるようになります。

本書は、表現が多彩であなたの表現に広がりをもたらしてくれます。

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