2024/03/02 (更新日:2024/03/02)
ただのノートが100万冊売れた理由
- 「何回三振してもいいから、ホームランをねらえ!」ヒット商品が産まれる理由
ただのノートが100万冊売れた理由~話題の文具を連発できるキングジムの“ヒット脳”
著者:美崎 栄一郎
出版:2012年5月
長さ:208ページ
出版社:徳間書店
>>Amazonで購入はコチラ
- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
競争の激しいノート市場で、1年の目標を15万冊にしたところ、100万冊売れました。なぜ、このようなヒット商品が産み出されるのでしょうか。
【本書は、このような方におすすめ】
・ヒット商品をつくりたい方
・商品開発担当の会社員
・新しいことを生み出す仕事をしてる方
キングファイル、ポメラ、ショットノートなどのヒット商品とそのストーリーが紹介されてますが、キングファイルは、会社の棚の中で経理関係の書類が収納されている風景をみたことがあるのではないでしょうか。
ヒット商品ごとに、このようなことが紹介されてます。
- ・商品紹介
・商品開発秘話
・商品開発からヒットまでの時系列
この中でも特に参考になるのは、最後の商品開発からヒットまでの時系列がわかることです。
発想、提案、却下、再提案、発売、追加類似商品の販売、ヒットのような流れでヒットまでの期間がわかります。意外に長いです。発想が思いついてから、1、2年で大当たりするようなものでないことがよくわかります。
商品開発するための組織ができている
チームでアイデアを商品化していくなかで、商品アイデアを出した人がリーダーになり、その他のメンバーがサポートをするということでした。
これは、素晴らしいチームワークです。アイデアを上司が引き継いでも、ビジョンがみえないかもしれません。発想した人しかみえない景色があります。
商品開発者が開発したあともうまくいくようにする環境ができてます。
商品のこだわり
本書では、ショットノートという手書きのメモをアプリで読み込むノートが紹介されてます。今では、あたりまえのことですが、2012年という早い段階で始めていました。
2012年といえばWEBサイトの訪問者数でPCアクセスは全体の60パーセント、スマホは30%、その他ipadなどで10%といった時代です。
商品は、古いかもしれませんが、開発ストーリーとして、楽しめます。
関連記事
新着記事
おすすめ記事
おすすめ記事は現在ありません
オファー記事
おすすめ記事は現在ありません