2024/02/21 (更新日:2024/04/14)
良い値決め悪い値決め:きちんと儲けるためのプライシング戦略
- 「コスト高騰」による値上げに困ったときに手にする本
良い値決め悪い値決め: きちんと儲けるためのプライシング戦略
著者:田中 靖浩
出版:2015年7月
長さ:247ページ
出版社:日経BPマーケティング(日本経済新聞出版)
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
商品の値段の付け方には、良い値決めと悪い値決めがあります。アメリカは、値上げに積極的でプラシングという本やノウハウが出ています。
日本は、値上げに消極的で「良いものを安く売る」ことが良いことだと信じた結果、経済低迷のみならず、安さ競争で値段を上げられないラーメン屋、従業員の給料をアップできない企業が増えました。
ネットは、値下げ競争をさらに激化させました。店舗は、ネットのショールーミング化され、安さで勝負できなくなってます。
このような現代でどうやって、値上げするのか?
【このような方へ】
・値上げをするべきか悩んでいる
・値上げで顧客が離れないか心配
・安い価格から高い価格に移行したい
・「コスト高騰」による値上げをしたい
本書で読者は自分の商品やサービスを高い価格で売れるようになります。
本書の内容
マーケティングで値決めは、売りやすいか売れづらいかのポイントとなります。本書は、事業者が値上げをするために知っておくべき、日本経済や歴史を考慮した解決策が書かれた素晴らしい本です。
値決めをするにあたり、マーケティングや顧客の動向だけでなく、経営や社会問題と広い視野からも値上げを考慮されてます。
値下げは地獄の始まり
値下げ競争の行き着く先は、無料です。コンサルティングやセミナー、教材販売は、YoutubeやSNSの登場による情報の無料化で売れ行きが厳しくなりました。売上を伸ばした商社は一部です。
弁護士や税理士といった士業やウェブデザイナー、プログラマーなどは、クラウドワークスの登場で依頼額の相場が下がりました。
らーめん屋の1000円を超えられない問題は、ニュースでも取り上げられてました。
【値下げをした結果】
・無料化された
・サービス価格が落ちた
・一定以上の金額に上げられない
「良い品質のものを安く出すことはよいことだ!」と信じた結果、収益を上げづらい社会になってしまったのです。
値上げの解決策:DOG環境とCAT
「安ければ安いほど、顧客は満足するのか?」答えはNOです。安いよりも高い価値を与えて、喜ばれる商品の方が満足度が上がります。
では、どのような方法を取れば、顧客満足度を上げて、値上げができるのか?
商品を高く売る方法があります。それがマーケティングです。
- 値下げをすると数量を売らなくてはならなくなります。そうではなく、売り方を変えるのです。
その解決策がDOG環境とCATです。
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