マーケティング本
地獄の毎日書評

書評

• 知られない名作漫画

「ロングセラー商品」誕生物語４
著者：藤井 龍二
出版：2007年11月
長さ：257ページ
出版社：PHP研究所

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

「ロングセラー商品」誕生物語は、１・２・３とつづいて、４まで発売されてます。全ページ漫画で日本人に馴染みのある商品の開発秘話が紹介されてます。

商品開発者は、顧客や知り合いに理想の商品を語るとこのような返答をされます。

・そんなものありえない
・逆立ちしたってできない
・そんなの誰が使うんだ

彼らは、壮絶な開発ストーリーを乗り越えてます。誰が読んだほうがよいかというと、マーケッターです。モチベアップ教材としておすすめです。

本書をたとえるなら、マーケッターの自己啓発書ですね。

【このような方におすすめ】
・新商品の開発に悩んでいる
・一貫性のある理念をつくりたい
・起業して大きな会社をつくりたい
・ブランディングの効果的な方法を知りたい
・有名商品の開発裏話を聞きたい

いつもお世話になっている商品を知るよい機会になりますので、ぜひお手にとってみてください。

本書の内容

主人公の商品開発者が辿った道を要点だけ学ぶことができます。それは、起業、商品開発、マーケティング、ブランドが一気に学べるのです。

• 主人公は、会社を辞めるまたは社内で事業を起こしてスタートします。みんなに役立つ商品の開発に取り組みます。高い理想に近づけるために苦労してアイデアや改良をくわえて無事に完成します。マーケティングで売り出しますが、我々に馴染みのあるCMやキャッチコピーが出てきます。ライバルが増えて、競合の差別化で独自のブランディング戦略をして成功します。

スタートアップから成功するまで、１社ずつストーリーで学べます。

紹介されている会社と商品

紹介されている商品は、本書の表紙にすべて書かれてます。

• 【技術】
  ・ＴＯＴＯのウォシュレット
  ・オムロンの自動改札機
  ・アシックスのランニングシューズ
  ・貝印のカミソリ
  ・ブリヂストンスポーツのゴルフボール
  
  【食品】
  ・永谷園のお茶づけ海苔
  ・アサヒ飲料の三ツ矢サイダー
  ・エバラ食品の焼肉のたれ
  ・ケンタッキー・フライドチキン
  
  【その他】
  ・大正製薬のリポビタンＤ
  ・太田胃散
  ・象印のマホービン
  ・白元のアイスノン
  ・レゴブロック
  ・はとバス；ピップエレキバン

さいごに

本書は、隠れた名作だと思います。

紹介されている商品を通して、日本の素晴らしさに気づき、何気なく使っているいつもの商品にありがたさを感じます。

暇つぶしに読む漫画のようですが、読んだあとに身の回りのものに感謝を持てる素晴らしい本です。

マーケッターは、１から４は読んだほうがいいです。

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