2024/01/29 (更新日:2024/10/31)

ドリルを売るには穴を売れ|佐藤 義典

書評, 有益, 本質

  • 基本、事例、本質が学べるロングセラーのマーケティング入門書!

ドリルを売るには穴を売れ
著者:佐藤 義典
出版:2006年12月
長さ:256ページ
出版社:青春出版社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

マーケティングの本質を原点に基本と実践を解説した本です。2006年出版にも関わらず、2024年1月29日でもAmazonランキングのマーケティング部門で27位にあり、常に100位圏内で上位を取るロングセラーです。

「マーケティング 本 おすすめ」や Youtuber のおすすめ本によく紹介されます。

著者は、マーケティングで基礎の本、読みやすい本、事例の多い本、理論的な本など、まとまった本がないことをきっかけに執筆に至りました。

【このような方におすすめ】
・これからマーケティングを始める方
・マーケティングの基本を抑えていない方
・実務経験が長く基本に戻りたい方
・マーケティングの本質を知りたい方
・ストーリーでマーケティングを学びたい方

ロングセラーだけあり、マーケティング初心者の心をつかんでます。

著者は、ストラテジー&タクティクス株式会社の代表取締役社長でマーケティングコンサルティングをされてます。ペンシルベニア大のMBA、2万人を超えるメルマガを発行されてます。

図解 実戦マーケティング戦略」「ドリルを売るには穴を売れ」「実戦マーケティング思考 スキルを鍛える7つのツール」「マーケティング戦略実行チェック99:理論を実行可能にするチェックポイント」「実戦 顧客倍増マーケティング戦略」「事例でわかる!実戦BtoBマーケティング」「実戦 商品開発マーケティング戦略」を始め多数の書籍を執筆されています。

では、本書の解説に入ります。

ドリルを売るには穴を売れ

本書は、マーケティング入門書です。このようなマーケティング手法が学べます。

  • ・マーケティングの本質
    ・ベネフィット
    ・セグメンテーションとターゲット
    ・差別化
    ・4P
    ・マーケティング戦略

いずれもマーケティングをするうえで知っておくべき基礎です。

  • 【余談】
    正解:ドリルを売るには穴を売れ
    誤り:ドリルを売るなら穴を売れ

    ”なら”だと思ってました。

マーケティングの本質

本書は、何度もマーケティングの本質である顧客のほしいものはマーケティングではなく顧客の心にあることに戻ります。度々、手法をすると、必ず本質に戻るので基礎やマーケティングの思考法を本の中で訓練されます。

差別化

3つの差別化の軸の解説があります。

・手軽軸
・商品軸
・密着軸

どれかを取ることで他社と差別化できます。本書で差別化を知ると、他社との違いがかなりつくりやすいです。

本書のよかった点

ストーリーで事例が学べて、忘れた頃にマーケティングの本質に戻るので入門書に最適です。私は、タイトルからマーケティングの実践的な本で入門書とは思っていませんでした。

さいごに

マーケティング本として、大変素晴らしいです。本質が語られ、本質に戻る姿勢、ストーリーもおもしろいですし、マーケティング手法の解説もわかりやすかったです。

ただ、私の勘違いがありました。ドリルの穴を売るという実用的な発想の本と思っておりましたが、まさかの入門書であったことです。

そして、もう一つはGoogle検索でもYoutubeでもみんながおすすめし過ぎていることです。期待値が上がりすぎてしまいました。

ただ、マーケティング本としては大変素晴らしいです。初心者は本質が学べて、玄人は原点に戻れるなかなかない本です。

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