2024/01/23 (更新日:2024/03/06)
沈黙のWebマーケティング|松尾 茂起
- ストーリーは、つくり込まれて楽しい!中級者以上でもマーケティングの勉強になる本です。
沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション
著者:松尾 茂起 (著), 上野 高史 (イラスト)
出版:2015年1月
長さ:496ページ
出版社:エムディエヌコーポレーション
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本記事で紹介している「沈黙のWebマーケティング」と「沈黙のWebライティング」は、旧作です。2020年以降にアップデート・エディションが発売されてます。
【2015。2016年版】
沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉
- 【2020・2022年アップデート版】
沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—アップデート・エディション
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション
沈黙のWebマーケティングは、SEOを中心としたマーケティングを学べる本です。SEO やマーケティングをわかりやすく学べる小説と一部マンガとなってます。「沈黙のWebマーケティング」は、シリーズ1作目で「沈黙のWebライティング」は2作目となります。
【このような方におすすめ】
・SEO で上位表示したい
・上位表示したけど集客できない
・ホームページデザインをどうするか迷っている
・SEOライティングをできるようになりたい方
・コンテンツマーケティングを始める方
本書を読まれれば、検索エンジンでどのような仕組みで上位表示していくのかを学べます。また、少し昔の情報に感じる部分がありますが、SEO の歴史を知る機会にもなります。
本書の内容
沈黙のWebマーケティングのノウハウを実践すれば、まず成果を上げることができます。SEO で上位表示する方法と上位表示してから集客する方法が順序立てて解説されているからです。
著者は「SEO賢威」というSEOに強いテンプレート販売で有名な方です。2010年頃に私も購入者でしたが、SEOに本当に強かったです。
- 【このようなことが学べます】
・SEOのペナルティから復旧する方法
・どのようなことをするとペナルティになるのか
・デザイン重視か文章重視か?
・ライティングはなにを意識するべきか?
・自分と他社の分析はどのようにするか?
・コンテンツSEOのやり方とは?
・ソーシャルメディアの威力とは?
本書は、ストーリーもマーケティングノウハウもつくり込まれてます。SEOの小説マンガというと、よくあるSEOに困った人が問題を解決する本をイメージしますが、それとは比べられないほど、ストーリーがおもしろいです。
それでは、本書から学び私が実践していることを解説します。
デザインではなく、文章を重視する!
ホームページというときれいなデザインがよいようなイメージがあります。しかし、デザインは文章を読ませるためのデザインであるべきということです。
- きれいなデザイン < 読ませたい文章を目立たせるデザイン
ブランディングホームページと集客するホームページの違いとなります。
名作は一味も二味も違う
期待を超えてくるものが名作になってます。
普通のSEOのマンガなら、社内の上司と部下またはSEO業者と顧客の会話で質問に回答していくものをイメージします。「沈黙のWebマーケティング」も師匠と顧客といった関係性でありますが、普通のマンガと違いを感じます。
- なぜ、他のSEOマンガと違い秀でた結果を出せたのか?SEOやマーケティングをメインとしているわけではなく、ストーリーがメインであるからではないかと予測してます。
SEOやマーケティングを「楽しく」「わかりやすく」理解させてあげるためにハラハラで楽しいストーリーを用意して、SEOをのせているのではないかと思いました。
著者の粋な計らいですね。
おわりに 最後の一言
2018年あたりまでSEO業者というと、怪しい業者が多かったです。1章で出てくるような信頼を得て、契約すると3日、7日、連絡が返ってこなかったり、態度が悪くなる「ならずもの」だらけだったのです。
欧米では、SEOが盛んですが、日本であまり活発でないのはこのような背景も影響しているかもしれません。
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