2024/01/19 (更新日:2024/04/14)

[カラー改訂版]バカ売れキーワード1000|堀田 博和

書評, 有益

  • 店舗ビジネスや広告会社におすすめ!グッとくる表現が見つかる本です。

[カラー改訂版]バカ売れキーワード1000
著者:堀田 博和
出版:2014年1月
長さ:224ページ
出版社:KADOKAWA/中経出版

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「バカ売れキーワード1000」は、有能な単語帳の1つです。2009年出版でありながら、Amazonランキングトップ100にときどき顔を出します。カラーで再販され、今でも手に取られている本です。

何を隠そう、2009年5月出版のバカ売れキーワード1000を2010年に購入してます。当時、ブログを書くときに参考にしました。

【このような方におすすめ】
・キャッチコピーでしっくりくる言葉がない
・ネットでよくある言葉でないものを使いたい
・探している言葉の類義語(似た言葉)を知りたい
・テレビや雑誌で使われる言葉を知りたい
・たくさんのキーワードから言葉を選定したい

このような方のために本書は、店舗のチラシ、看板、ポップ、メニューから、ネットのメルカリ、ヤフオク、ブログタイトルやランディングページのキャッチコピーまで、利用しやすいようにつくられてます。

本書の内容

キャッチコピーに適したキーワード、効果的な使い方、例文、類義語が単語ごとに紹介されています。本書の使いやすいところは、単語がカテゴリー分けされていることです。

【目次】
A 特長―提供するモノの特長をより効果的に伝える
B 気づき―あなたの前にいるお客さまに気づきを与える
C 強調―優れている部分をより際立たせて効果的に伝える
D 人気―お客さまから熱烈に支持されていることを表現する
E 感情―お客さまの感情をとことん刺激する
F リアル感―数字を活用してより現実的に表現する
G お得感―お得感を強調してお客さまを刺激する
H 標的(ターゲット)―ターゲットを絞って特長を際立たせる
I 誘導―目的とする行動へとお客さまを誘導する

キーワードは、ネットでよくみる言葉というよりテレビや紙媒体の広告文言である方が近いです。カラー版の出版は2014年ですが、改訂前は2009年です。その年はまだネットが盛んになる前ですのでリアルが中心の広告文言といえます。

店舗系に勧めている

本書は、ネットビジネス系よりも店舗系に合う本です。キーワードに「怪しさ」や「売ろうとしている感」が少ないものが選定されてます。それも2009年出版であることと、著者が広告会社の方であるからでしょう。

「ネットビジネスでつかわれるキーワードがなんだか受け付けない」という方は「バカ売れキーワード1000」がおすすめです。

不満があるとするなら

どこかで書いてあるキーワードが書かれていることです。それは、どこにでも使われるほど効果のあるキーワードであることもいえます。広告は効果がない言葉は利用しません。

キーワードをざっと目を通すと、一度は目にしたものばかりかもしれません。それを使ってみてください。

  • Amazonレビューで面白い発見がありました。★1の方々は「目新しいものがない」と終えてました。★5の方々はチラシやポップ、オークションサイトやメルカリで実践して売上が上がったと満足してました。この違いは実践したか、目新しいものがないと判断したかの違いではないでしょか。

時代が変わっても人の心をつかむ

本書は、2009年出版で長い時を重ねても、Amazonランキングに入るほどロングセラーな本です。コロナでネット中心の時代が変わっても、人の心をつかみつづけています。

著者は、本書でも言葉の力を最大限に引き出したといえます。

さいごに

「2010年に似た本を買ったなー。」っと思ったら、カラー改訂版の同じ本でした。

懐かしくて、また買っちゃいました。ブログとTwitterやってるので、そこで使っていきます。

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