2024/01/18 (更新日:2024/04/14)

売れるコピーライティング単語帖|神田昌典、衣田順一 

書評, 有益

  • 魅力的な言葉を散りばめた文章を書けるようになりたい!という方におすすめな本

売れるコピーライティング単語帖 探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2000
著者:神田昌典、衣田順一 
出版:2020年4月
長さ:256ページ
出版社:SBクリエイティブ
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本書は、667単語だけを解説した本ではありません。2000のフレーズとコピーライティングで反応を取るための文章の構成も書かれています。

語彙力が足りない方の辞書

文章を書いていると、このようなことに困ることはないでしょうか。

【このような方におすすめ】
・語彙力がなくて困っている方
・同じような文章を書いてしまう方
・文章でいまいち反応が取れない方
・単語が浮かび過ぎて文章がつくれない方
・Google検索で探している単語が見つからない方

見込み顧客が行動を起こしたくなる単語があれば、これらの問題は解決されます。本書では、「単語」「書き方」「例文」の3つが抑えられた本です。

キャッチコピーを考えるときに適切な表現を書きやすくなりますし、別の言葉を利用したいときにも使えます。

ライター専用の単語帖でもあり、初心者が手にとってもコピーライティングを実践できるように書き方や例文が用意されてます。

本書の紹介

単語帖と書かれているので、単語が羅列してあるイメージがありますが、単語を実践できるようにコピーライティングも解説されてます。ライティング手法の一つにPASONAの法則という手法があります。

問題提起をする表現(Problem)
読み手に寄り添い共感する表現(Affinity)
解決策を提示する表現(Solution)
提案する表現(Offer)
相手を選ぶ表現(Narrow)
行動を促す表現(Action)

上記の順番で単語と例文が解説されます。途中にコラムが挟まっており、それが面白かったです。

文章が書けないときに参考となる人

本書には、3人のコピーライティング偉人伝が書かれております。

・デイヴィッド・オグルヴィ
・ジョン・ケープルズ
・ロバート・コリアー

その中でも印象的だったのは、デイヴィッド・オグルヴィです。彼は、このようにも呼ばれております。

  • ・現代広告の父
    ・広告の天才
    ・近代広告の教皇
    ・広告王

彼が執筆した「ある広告人の告白」は、世界14カ国で翻訳され、100万部を超えてます。

デイヴィッド・オグルヴィが文章を書くときに「書く」時間よりも「調査」する時間の方が多かったそうです。オグルヴィは、元々リサーチをする仕事であるリサーチャーであったため、リサーチを重視するコピーライターだったのです。

顧客から依頼を受けて、資料調査で3週間をかけて、執筆されたそうです。

このようなストーリーが挟まれながら、コピーライティングの歴史や質問に適切な回答をされてます。

 

新しい単語を使う挑戦をしましょう

「タイトル、キャッチコピー、見出しで目を引く言葉で書けたらいいな!」と誰もが思ったことがあると思います。本書でそれが実現できます。

残念だった点:紙質

一つだけ本で改善を希望するところがあります。それは、紙質でした。紙が光に反射しやすいため本自体が見づらかったのです。背景白のページは少しの反射でしたが、背景が黒いページはすごい反射していました。

本書の問題点はそこしか見当たらないぐらい素晴らしい本です。

さいごに

「売れるコピーライティング単語帖」は、Amazonでなかなか値段が下がりません。みんな購入してから手元に置きたいのでしょう。みんな売らないので値段が下がらないのです。

反応の取れる単語から書き方まで解説されて1,980円は安い!

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