2024/01/17 (更新日:2024/04/14)

共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る|ゆうこす

書評, 有益

  • テクニックより思い入れ!自分の持つ熱量はフォロワーに伝わる。それが影響力。

題名:共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る
著者:ゆうこす
出版:2019/5/31
長さ:221ページ
出版社:幻冬舎

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本書の断りを入れておくと!SNSで熱心なフォロワーを獲得するための本です。

ゆうこすさんが「女性だから」「かわいいから」「元アイドルだから」というだけでフォロワーが集まったわけではありません。また、本書は芸能人がファン向けに書いた自伝書でもありません。

SNSという抽象的なことを言語化した戦略的な本

ゆうこすさんは、HKT48の元メンバーです。卒業後にSNSで成功されました。「共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る」はSNSで成功するための具体的な方法がゆうこすさんのストーリーと交えて紹介されてます。

  • 女性フォロワーがほぼなしから、SNS150万人に。フォロワーの9割を女性

「あー、かわいい子がSNSフォロワー増えた自伝本ね!」と思ったらいけません。1章から引き込まれます。この本は、読んでよかったシリーズに入る良書です。

ほぼ0の段階からどうやって熱心なフォロワーを集めるかが、書かれた素晴らしい本です。

かわいいからうまくいった方法でしょ?

ここで勘違いがないようにお伝えすると可愛かったり、美人だからといって、フォロワーが集まるわけではありません。Twitter、TikTok、Youtubeでもフォロワーや反応の少ないものは、おすすめに出ないのでみんなの目に触れないだけです。可愛かったり、美人だったり、セクシー系で何ヶ月もフォロワーが集まっていない女性は多くいます。

ゆうこすさんもフォロワー2万人でイベント参加者3人からスタート

「女性だから」「美人だから」「スタイルよいから」フォロワーが集まるわけではなく、フォロワーを集める我々おっさんと同じようにプロフィール写真、カバー画像、投稿を戦略的に行った結果、うまくいっているのです。

本書の内容

「共感でフォロワーを増やし、フォロワーを熱量のあるファンに変えて、仕事をする。」1つずつの過程をどのような方法を取るべきか?考え方と方法が解説されてます。

本書で一貫していたことがあります。

自分の持つ熱量がフォロワーに伝わる

我々は、情報発信をするときに、やりたいことをやっていなければ伝わらないといいます。

たとえば、案件でよい商品だと思っていなければ伝わらない、自分がワクワクしなければ、発信しても響かないし継続できない、中途半端なモチベで発信しても影響力をつけることはできない。

フォロワーを集めるためのテクニックより、発信者の心の底から出てくる思い入れがないといけないことを何度も話されてます。本書でゆうこすさんが最も伝えたかったことは、発信者の熱量が影響力になることではないでしょうか。

2万人のフォロワーでイベント3人

HKT48卒業後にフォロワーが2万人いたため、イベントをされたそうです。しかし、集まったのは3名。

ただ、フォロワーを増やすだけでは意味がないこと

発信することに熱量がないと人には響きません。料理アイドルをやるもゲームの方が好きでsns もみる方が多かったようです。これは、すごいわかりますね。私もゲームやり過ぎて世界ランカーに入ったときに危機感覚えました。

「心からわくわくするテーマを選ばなかったこと。」これが我々が怠惰になる理由であり、クリアするためにはわくわくするテーマをみつけることだったのだとわかります。

本書の感想

前半で考え方、後半でフォロワーを集める具体的なノウハウが解説されてます。一章から線を引きまくりました。本書を読んでいて、ただものじゃないと思いつつ、ホリエモンが推薦しているだけあることがわかります。

本書は、女性だけでなく、すべての発信者に学びを与え、よい影響をもたらすことができる本です。

さいごに

「失敗すらも価値ある情報に変える」という彼女の強さは面白いです!

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