2024/01/06 (更新日:2024/04/14)
読みたいことを、書けばいい|田中 泰延
- 文章を書くことが嫌になったライターに読んでほしい。
>>【Amazon】読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術|著 田中 泰延
本書「読みたいことを書けばいい」は、すべてのライターに学びとなる本です。累計330万PVを獲得した実力あるライターが文章術のノウハウではなく、在り方や考え方を伝授する本です。
しかし、私はこのような方に強くおすすめしたいです。
①文章を書くことが嫌になった
②成功したのにうまくいかなくなった
なぜ、このような方に合うのか解説します。
ブログの毎日更新を辞めるときに出会いたかった
私は、ブログの毎日更新を2年間やってました。3ヶ月目からブログからの契約で100万円を超え、毎月安定した売上を立てていたにも関わらず、2年間経ち辞めました。
ブログの毎日更新を辞めた理由は、仕事が忙し過ぎたから、依頼が多すぎて受け入れられない、更新を止めても定期的に依頼が入ってきたことがありました。しかし、本当の理由は違います。
【2年間の毎日更新を辞めた本当の理由】
・文章を書くことが嫌になった
・何かがブレ始めていた
その理由が本書「読みたいことを書けばいい」に答えを得ることができました。
- 「自分が読みたいことを書けば、同じように興味のある読者はいる。でも、自分が面白くないことを書いても読者は面白くない。」
ブログの毎日更新を始めたとき、最初は自分が読みたいことや興味のあることを書きます。うまくいき、アクセス数が気になり始めると、読みたいことや興味のあることよりも、数字が取れることをやり始めます。すると、書くことが楽しくなくなります。ブログを書くことが苦しくなり、辞めました。
もしも、ブログ更新を辞めようとしたときに、「読みたいことを書けばいい」と出会っていたとしたら、私は興味のあることだけを書き、ブログの更新を辞めなかったでしょう。
本書との出会い
文章力を上達させる本を探してました。そのとき、「読みたいことを書けばいい」という言葉が目に入りました。
「私が読みたいと思うことは、少なからずニーズがあること。」
「私が読みたいと思っていることは、私の興味のあること。」
「興味のあることなら書けるようになる」
という内容ではないかと予想して、本書を手に取りました。すると、そうなんですけど、イメージしていた文章術の本とは全然違いました。
ヤバい!この本は面白い(大爆笑)
パラパラっとめくると「自分が読みたいものを書く」ことに焦点を当てて色々な角度から解説されてます。しかし、よいところはそこだけではありません。
本を読み進めるとクスッと笑いがあるところが度々あります。というか結構な笑いを持ってきます。文章術の考え方について、すごい勉強になるのですが、すごい笑えます。たまに爆笑してしまうので、読む場所に気をつけなければならないです。
「はじめに」から普通の文章術の本ではないことに驚かされました。
Amazonレビュー1000件超えの大ヒット作
書店で中身に目を通して、素晴らしかったので購入しました。一瞬で素晴らしいと思わせる本であるため、文章術のカテゴリーでは滅多にない1000件超えのレビューがされたのでしょう。
コピーライターの糸井 重里さんが推薦されている理由も本書を読まれた方はわかります。
内容から学んだこと
読みたいから書く!
自分が書いて、それを読んで楽しくなるために書く!その理由は、自分自身が楽しくなる記事を書いた方が誰か知らない人を喜ばせるより簡単だからです。
とにかく、本書は読みたいことを書くことからブレません。
テクニック不要論
「自分が楽しい!」ということにテクニックはありません。著者は、テクニックの不要であることを語ってます。ダイエット本を100冊読んでテクニックは役に立たないと結論に至ったそうです。笑い混じりですが、これは真理であるように思います。
だから、自分が楽しいから書くという、自分自身の心に向き合う原点に戻ったのでしょう。
現実が変わる
みんな何かを変えたくて、本を読まれます。人を変えるには、考え方を変えなければなりません。「どうしたら、変われるのか?」という回答に著者はライターの在り方と考え方を与えてくれているのです。
最後に
今までの文章術の本とは、まったく違う切り口で進む本です。ライターには一度は、手にとってほしい本です。
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